箱根大名行列
今回のウォーキングは「箱根の大名行列の見学と湯坂道ハイキング」
ハイキングと言う軽い響きに観光気分で参加して来ました。
大名行列を見学した後、湯坂道へ
日本人なら誰しも知っている箱根の旧東海道。
湯坂道はその東海道が出来た1603年より遥か前に造られた鎌倉古道なんです。
戦いに敗れた武士が傷つきながら歩いたかも知れない・・・
都を追われた姫様が少ないお供を連れて逃げ延びたかも知れない・・・
鎌倉古道と言うロマンに満ちた山道は直に地獄?の道へと変わっていくw~
石や木の根が露出している急坂を2時間登り続けることに。
少し色付き出した木々や周りの景色など眺める余裕は全く無い、「ハイキングじゃなくてこれじゃ登山だよ」って愚痴が口々に出てくる。
私も心臓が口から出そうな苦しさ。
途中、仲間の誰かが、登山道の傍らに可愛いお花が沢山咲いているのを見つけ、お花を観賞しながら歩く事になってからは苦しさは大幅に削減され、周りの景色を楽しむ余裕が出てきました。
晒菜しょうま、山らっきょう、リンドウ、野菊、等など
可愛い小花が苦しさを癒してくれたんです。
この日歩いた距離13キロ 20000歩
あぁー 疲れたよぉ~
箱根は数え切れない程行っているが、殆んど車で移動しているので、歩いても舗装された道ばかり。
今回ハイキングとは言え山道を歩いて、改めて箱根は山なんだって思いました。
箱根の山は、天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈の山、千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)へ、後方(しりへ)にささふ
雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木
羊腸の小徑は苔滑らか
一夫關に当たるや、萬夫も開くなし
天下に旅する剛氣の武士(もののふ)
大刀腰に足駄がけ
八里の碞根(いはね)踏みならす、
かくこそありしか、往時の武士